新型肺炎ワクチン供給へ‐来年初頭、緊急用10億回分 米ジョンソン・エンド・ジョンソン

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020年4月3日 (金)配信薬事日報

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は3月30日(米国時間)、米国生物医学先端研究開発局(BARDA)と連携し、新型コロナウイルスワクチンの供給体制を強化すると発表した。米国に製造拠点を設立し、全世界に10億回分のワクチンが供給できるよう生産能力を拡大する。今後、新型コロナウイルスワクチンの第I相試験を開始予定で、規制当局からの承認取得後、来年初頭には緊急パンデミック用ワクチンの供給を目指す。

 同社は、1月から新型コロナウイルスワクチンの研究開発に取り組み、このほど製造へと進む有望なリードワクチン候補を見出した。遅くとも9月までには臨床試験を実施し、年内にはワクチンの有効性と安全性に関する臨床データが得られる見込みという。

 BARDAとは、ワクチンの研究開発を加速するため、10億ドルを超える共同出資を行った。通常のワクチン開発では5~7年の期間が必要になるが、来年初頭には緊急用ワクチンを供給するスケジュールで開発を進めていく計画だ。

 今後、世界的規模でのワクチン供給を目指し、米国では新たなワクチンの製造拠点を設立し、米国外でも生産能力を拡大する方針である。同社が保有するワクチン製造の基盤技術を活用し、短期間で10億回分を超えるワクチンを供給できる体制にする。

 また、同社とBARDAは、ワクチンとは別に新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬の研究開発でも提携している。

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